食欲がない、だるい、めまい…といった からだ の症状がみられるため、内科などに受診して検査を受けても異常は見つからない、症状は一向に改善しない。さらに、気分が沈む、興味や関心がわかない、眠れないといった症状も続いている・・・。それは、うつ病の可能性があります。
うつ病は精神科専門医師の診察で判明することがあります。お困りの症状がある場合には、一度、受診をして、相談することをお勧めします。
代表的な症状
- 抑うつ気分:ほとんど1日中気分が沈んでいる、涙もろいなど
- 興味または喜びの喪失:趣味や娯楽、仕事などに対しても興味・やりがいがない
- 食欲の変化:食欲がない、食べ過ぎてしまう、体重が1か月で5%以上増減する
- 不眠:寝つきが悪い、途中で目が覚める、眠りが浅い、あるいは眠りすぎてしまう
- 抑制・焦燥:会話が少ない、イライラ、不安や焦りを感じる
- 疲労感:疲れやすい、あるいは気力がわかない
- 自己肯定感の低下:自分に自信がない、あるいは役に立たないと感じてしまう
- 集中力・決断力の低下:ものごとへの思考力や決断することができない
- 死んで全てをリセットしたい、あるいは消えてしまいたいと考えてしまう、計画する
(DSM-5より一部改変)
これらの症状のうち、1,2を含む5つ以上の症状が2週間以上続き、生活に支障をきたしている場合には精神科への早急な受診が望ましいです。