揺らぐ自分に寄り添う
皆さんは、「大丈夫?」と尋ねられたときに、自分の状態に関わらず「大丈夫」と返してしまった経験はないでしょうか?
大変なことや傷つくことがあっても、気持ちを早く切り替えなければと、私たちは「明るくいること」「タフであること」を自分自身に強いてしまうことがあります。
特に、新たな環境に身を置いている方ほど、周囲に馴染むために、前向きに振る舞おうと頑張り過ぎてしまうことがあるかもしれません。
しかし、自分の気持ちを押し込めることが続くと、いずれ疲弊してしまいます。ひとの感情はコントロールしきれるものではなく、波があるのが自然です。
「そう感じることもあるよね」「今日は省エネで過ごしたいな」など、 自分のこころやからだの感覚を大事にしていただくことは、回復の助けにもなります。
また、リフレッシュや心身のケアをすることは大事ですが、すぐに気持ちが切り替わることは、そう多くはないでしょう。
もどかしさを感じることもあるかと思いますが、「行きつ戻りつしながら、じわじわ回復に向かって進んでいく」イメージで、見守ってあげられるとよいかもしれません。自分にも、他者にも、「人それぞれの回復のペースがある」という視点を、大切にしていただければと思います。
今月のひとこと
春を探しに歩こう
冬の時期は、寒さに身を震わせる日が多く、外出時もどこか足早になりがちだったかと思います。
4月を迎え、明るく柔らかな日差しを感じられることが増えてきた今、足元にある様々な植物の芽吹きにも目を向けながら、ゆったり歩いてみるのも楽しいのではないでしょうか。
また、春の暖かさは、私たちの足取りを軽やかにしてくれます。心地よくなる程度に散歩をしてみたり、お買い物の際に少しだけ遠回りをしてみたり、冬の間に固まったからだを、無理のないペースで動かしていけるといいですね。

