眠っている間の呼吸に注目!
睡眠時間はしっかり確保できているはずなのに、
ぐっすり眠れた感じがない、
なんだか日中眠くなりやすい、
眠気はないけど疲れやすい、
といったことはないでしょうか。
睡眠について思い当たることがないけれど、日常生活に支障が出ているときは、
「眠っている間の呼吸はどうなっているだろう?」
という視点を持つことも一つです。
実は、肥満や加齢、あごの小ささ、アルコールなどの影響で、舌が気道を狭めいびきが生じます。
ひどくなると、無呼吸と大きないびきを繰り返す状態も起こり得ます。
無呼吸によって身体の中の酸素が減ると、
脳が「多くの酸素を取り入れなきゃ!」と指令を出し大いびきが生じます。
酸素が足りてくると通常の呼吸に戻るも、
狭い気道で空気が通りにくく、再び無呼吸に…
このプロセスが繰り返されると、脳が一晩中働き続けることになり、眠れているようでも休まらないかもしれません。
眠っている間の自身の様子に気づくことは難しいため、
同居されている方に、自身の呼吸について尋ねてみたり、
医療機関で検査を受けてみるとよいでしょう。
近年は自宅で行える検査を提供している医療機関も増えています。
「もしかしたら」という方は、眠っている間の呼吸を一度確認してみてはいかがでしょうか。
※検査は神田東クリニックでも可能です。
今月のひとこと
「さみしい」を見つめる
職場の顔ぶれが変わる、
友人が遠くに離れる、
好きな芸能人が新天地に行く、
のように、周囲の人が次のステージに進むのを見ると、どう感じるでしょうか。
喜びや応援の気持ちで感慨深くなることもあれば、
さみしさや切なさ、置いて行かれたような感覚で心が痛むこともあるでしょう。
自分を取り巻く環境が変わり不安になることもありますが、
相手への愛しさや感謝の気持ちも、いつもより強く感じるものです。
目の前の忙しさで気持ちをまぎらわせることも一つですが、
自分が抱いている「さみしい」という気持ちに浸る時間を持つことも大切だと思います。