年末年始の過ごし方
朝晩の冷え込みがますます厳しくなっていく12月は、室内外の気温差が大きくなり、誰しも疲れが生じやすい時期です。
また、年末年始の過ごし方は人それぞれ異なるものですが、忘年会や新年会といった人の集まりに顔を出したり、
大掃除をしたり、帰省をしたりと、慌ただしく過ぎていくことは少なくないでしょう。
せっかくの連休だからこそ、「色々なことを片付けよう!」「普段できないことをしよう!」と意気込むところもあるかと思いますが、
心身の疲れが表に出やすい時期ですので、意識的にスケジュールに余白を持たせることも大切です。
ご自身のコンディションと相談しつつ、先送りにできそうなことは、いったん置いておくことも検討してみてくださいね。
一方で、ゆったりお家で過ごす方も、お休みということで、ついつい夜遅くまで起きて、
朝遅くまで眠る生活が通常になっていた…なんてことがあるかもしれません。
しかし、生活リズムが大きく変わると体調を崩しやすかったり、仕事始めがつらくなってしまうところがあります。
平日との起床時間の差は、できるだけ2時間以内に留めておけるとよいでしょう。
新たな1年を迎える前に、ここまで歩んでこられたご自分を労わる時間を、少しでもつくっていただければと思います。
今月のひとこと
心とからだの声を大切に
普段、自分の心とからだがどのように感じているか、
じっくり確かめてみることはあまり無いかもしれません。
やらなければいけないことに日々追われていると、モヤモヤや疲れを感じていたとしても、
気に留めていられないということもあるでしょう。
しかし、後になって苦しさが募ってしまうこともありますので、
時には、自分の心やからだの声に丁寧に耳を傾けてみましょう。
「今の自分はどういう気分だろう?」
「からだが今求めていることは何だろう?」と。
どんな答えが返ってくるでしょうか?
いつもよりゆっくり待ってみましょう。