セルフケア の捉えかた
転職に限らず、就職、異動、育児・介護の始まりなど、環境の変化に直面するタイミングでは、
どうしても目の前のことに追われてしまいがちです。
その分、「ほっとする」時間をあまり持てなかったり、
「自分が何をしていると楽しいか」を思い出せない場合もあるのではないでしょうか。
また、環境の変化を乗り切ろうとする中では、
「休む間も惜しんで頑張らないと」
「今は自分を優先すべきではない」
という思いから、「楽しい」と感じられたり「ほっとする」時間を持つことへの抵抗感が生じることもあるかもしれません。
逆に、
「環境の変化を乗り切るために、セルフケアにも力を入れなければ」
という思いが強くなると、
本来「楽しい」「ほっとする」はずの時間をどこか義務的なものに感じることもあるでしょう。
どの気持ちも、環境の目まぐるしさがある中では、自然に生じるものだと思います。
「セルフケア」という言葉は、
「よりよく働くため」
「不調にならないため」
という目的をかなえる方法のひとつとしてお伝えすることもありますが、
まずは、
セルフケア=”あなたの「楽しい」「ほっとする」気持ちをただじっくり味わう時間”
そのものを大切にしていただきたいと思います。
さて、あなたの「楽しい」「ほっとする」ことはなんでしょうか?
今月のひとこと
からだの「換気」で一年をスタート
筆者は、冷たく澄んだ1月の空気をまるで「新品」のように感じますが、皆様はいかがでしょうか。
新鮮な空気を味わいながら呼吸してみると、
頭がすっきりしたり、滞っていた血の巡りがよくなるように感じたりと、
からだを「換気」しているかのような心地よさがあると思います。
一年の始まりは、めいいっぱい息を吸って、吐いて、からだの中を「新品」の空気に入れ替えることから始めてみませんか。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。