緊張が続く環境で“オフ”する工夫
夜勤やオンコール勤務(呼び出し待機)など、仕事を完全にオフすることが難しい環境や条件で働いている方は、いつ来るか分からない連絡を気にしながら過ごすことや、その場から離れられない状況も多く、完全に仕事から離れることは難しいかと思います。
そのような場合は、緊張感がずっと続かない工夫を意識してみてはいかがでしょうか。
呼び出しがあるかもしれない状況で、「ずっと身構えていて、何もできないで過ごす」よりも、「いまできる範囲で、心地よく過ごす」ことに焦点をあててみます。
例えば、好きな飲みものを丁寧に味わったり、体操やストレッチで体をほぐすこともおすすめです。
呼び出しがかかっていない時間を、「自分の気持ちを整える時間」と思うことで、少し気持ちがゆるんでくるかもしれません。
また、必要な資料や道具はすぐ手に取れる場所にまとめておく、時間を決めて、想定される対応を軽くイメージしておく、といった準備も安心感につながり、「いざとなっても大丈夫」と感じやすくなるかもしれません。
「いつでも動けるように備えつつ、いまはこころを休めておく」、そんな“静かなオフ”を意識してみましょう。
今月のひとこと
あなたの”オフスイッチ”は?
仕事の繁忙期やトラブル対応などが続くと、緊張感がなかなか抜けず、仕事から気持ちを離すのが難しいときもあるかと思います。
そんな時は、音・光・香りで感覚を刺激して、切り替えてみるのも一つです。
たとえば、退勤後に好きな音楽を聴く、帰宅後の照明を少し落とす、お香を焚いたり、バスタイムに入浴剤を入れるなど…。
こころが休まるあなたに合った””オフスイッチ”を見つけてみてください。
年末の何かと慌ただしい時期ですが、今年1年のご自身を労り、よいお年をお迎えください。

