相談をためらってしまうとき、どう考えると楽になる?
仕事で先輩に質問しなければならない、パートナーと家事や子どものことを話さなければならない……。
「相談したほうがいい」と分かっていても、どうしてもすこし勇気やエネルギーが必要で、ためらってしまったりおっくうに感じてしまうことは誰しもあるのではないでしょうか。相手にどう思われるか、あるいは自分が傷つくような反応が返ってこないかと、不安になることも多いでしょう。
例えば、「相談したら嫌な顔をされる」と考えてつらくなっているとしたら、以前相談したときはどうだったか振り返ってみると、考えている通りのことは起こらないのではないか、と思える根拠が見つかるかもしれません。
また、相談したあとの晴れやかな気持ちを、相談する前にイメージして味わってみることもひとつです。
そして、もし、相談してみた相手の反応が、あなたにとって傷つくものであれば、相談した自分を労いつつ、相手の抱える事情についていろんな可能性を想像してみませんか。
たとえば、言葉が荒かったのは「相手に余裕がなかったのかもしれない」、もしくは「占いが最下位だったのかもしれない」、あるいは「タイムスリップしたばかりで、戸惑っているのかも」など、突拍子もないことも想像してみると、かえって落ち着く部分も生まれるかもしれません。
今月のひとこと
寄り道する自分へ心遣いを
ああしようこうしようと考えを巡らせていても、予定通りにいかないことは多いもの。思うように進まず、もどかしさや落ち着かなさを感じたり、時にはだれかに当たりたくなってしまうこともあるのではないでしょうか。
変えがたい状況を受け入れることが大切と思っても、なかなか難しい場合も多いです。そんな自分には、まず温かいお茶や新鮮な空気など、心遣いをしてあげましょう。心身がゆるむことで、突破口を思いついたり、結果オーライと思えるような、素敵な一面も見つかるかもしれません。